ヘリコプターで新婦を迎えに  結婚詐欺、被害総額110万

上海市浦東新区南園路の六竃港橋で7月24日(日)、結婚式当日朝に、新郎が新婦を迎えに行く中国の伝統行事「迎親」で、新郎がヘリコプターで橋の上に降り立ち新婦を迎えたことで、渋滞を引き起こすという出来事があった。

付近の住民によると、当時、ヘリコプターが安全に着地するため、係員がロープを用い車両や人の通行を遮ったため、1時間ほど渋滞した。これに対しヘリコプターの管理会社は、今回の飛行は中国民用航空局などに許可を得ていると説明。しかし道路を無断で封鎖した疑いで、警察の調べを受けていると言う。なおヘリコプターのチャーター費用は1時間当たり2~6万元で、今回は新郎友人が無料で貸し出した。

一方、市普陀区人民検察院は最近、婚活サイトを通じ知り合った複数の女性から計110万元近くを騙し取ったとして、市内に住む男を逮捕した。男は自分を、米国籍の経済評論家と偽り、複数の女性に投資を勧め、男が用意した偽のサイトに1人当たり5~30万元を振り込ませていた。

そのほか今年4月中旬、失恋の腹いせに「7号線美蘭湖駅を爆破する」と爆破予告を行った男に対し、上海鉄路運輸法院は20日(水)、懲役10カ月の判決を言い渡した。

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(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2016年07月29日号

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