浦東新区に鉄道駅建設へ  BRTが来年1月開通予定

上海市で近頃「上海市軌道交通近期建設規劃(2017―2025)」に関する第2回環境アセスメントが発表され、「虹橋火車」駅と虹橋空港のような、軌道交通と空港が直結する複合交通施設の計画が明らかになった。

同計画で建設が予定されている軌道交通9路線のうち1本は、全長約68キロ、計8区間を走行し、虹橋エリアから、浦東新区に新たに建設予定の鉄道駅「上海東」駅を結ぶ。「上海東」駅は「上海火車」駅、「上海南」駅などに相当する規模の、浦東新区唯一の鉄道駅となる予定で、浦東国際空港から5キロ圏内に建設される見込み。

また、市の東西を結ぶ交通の大動脈として延安路バス高速輸送システム「バス・ラピッド・トランジット(BRT)」が、2017年1月に開通、運行される見通しであることがわかった。現在、バス路線に設置される25の停留所のうち、18カ所が竣工目前。延安高架路の下に歩道橋を建設し、道路の中央分離帯にバス停を設ける。運行されれば、虹橋エリアの瀘青平公路から黄浦区の外灘まで約1時間で移動できるようになる。公共バスと軌道交通の中間的システムで、開通後しばらくは12メートルと18メートルのバスを68台用意し、2分間隔で運行すると言う。

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(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2016年08月26日号

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