中国、56年ぶりの暑い夏  今年の上海蟹生産量3割減

中国気象局は近頃、上海市を含む中国全土で今年7~8月の平均気温が21・8度を記録し、56年ぶりの暑さとなったことを発表した。

例年、同期間の平均気温は20・9度で、今年はそれより0・9度高く、2006年と並ぶ暑さとなった。また国内73カ所の気象観測地点で、最高気温記録を更新したと言う。同局は同時に、9月15日(木)~17日(土)の中秋節休暇期間の天気予報を発表。上海市では最高気温が26度前後まで下がると予測している。

一方上海鉄道局は9月10日(土)から新ダイヤでの列車運行を開始。鄭州―徐州間の高速鉄道が開通したことにより、上海から鄭州まで最速で4時間、西安までは6時間での到達が可能となった。

そのほか中秋節・国慶節を間近に控え、上海蟹の予約販売が近頃開始された。今年は猛暑や洪水被害の影響で上海蟹の生産量が例年に比べ3割ほど落ち込んでいるが、国慶節までの市での販売量は1万トンを予想していると言う。

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(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2016年09月09日号

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