南京路で稚魚の買い受け会開催 25日には1300万匹が放流

 18日、南京路の歩行者天国で、国内で初めてとなる、放流用稚魚の買い受け会が催された。用意された1300万匹の稚魚は、2時間ほどの間に、集まった市民と企業にすべて買い受けられた。買い受けられた稚魚は、25日、市民の代表者30人の手によって、東シナ海に放流される。
 今回、買い受けの対象になった品種は、大黄魚(フウセイ)、クロダイ、ワタリガニなど。買い受け価格はそれぞれ、大黄魚(フウセイ)やクロダイで10匹5元、ワタリガニで100匹10元。買い受け金額が200元未満の人にはクラゲ型のバッジを、200~1000元の人には買い受け証明書を、1000元以上の人には放流記念メダルを贈呈した。
 この買い受け会は、市民の環境意識を高めるために、東シナ海漁業機関の関連部門が監督して行ったもの。同機関は、この2年の間に、1320数万元を費やして2・3億匹の稚魚を放流している。
(6月19日)

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