台風8号で市内各地で暴雨に 道路冠水や家屋浸水も

 市では8月10日(月)未明に、台風8号「モーラコット」から変わった熱帯低気圧の影響で、
徐匯区や閘北区など15の区・県で降水量が50㍉を超える暴雨となった。
 市の中心気象台では、10日(月)の深夜3時半から早朝6時20分にかけて、
暴風警報としては上から2番目となる「暴雨オレンジ警報」を発令。
同日午前7時までに、松江陳防橋で114㍉、青浦南門で105㍉の降水量を記録するなど、各地で大雨に見舞われた。
この影響で、松江区や閔行区などで20以上の道路が冠水し、虹口区と青浦区の20戸以上の家屋が浸水した。
 中国大陸全体では江西省などを中心に880万人以上に被害が及び、6人が死亡、3人が行方不明となっている。
 なお、同低気圧は、江蘇省を通過後、11日(火)15時頃に東シナ海へと抜けた。
(8月11日)

~上海ジャピオン8月14日号より

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