偽札300万元を輸送 元農家の3人に公訴

 広東省から上海まで、300万元相当の偽札を輸送した農家出身の3人が、14日、上海市検察院の第二分院に、偽造貨幣の製造・売買・輸送の罪で公訴された。3人は、野菜の卸売りでは儲からなくなったために、偽札製造グループと関係をもったと話している。
 この偽札は、ことし1月2日、広東省の汕尾で、額面100元の札を一枚2・5元で購入したもの。輸送には、偽札をスーツケースに入れ、上海行き長距離バスの屋根の上に、他の荷物と一緒に紛れ込ませて運び、本人はその後をタクシーで追いかけるという「遠隔輸送」方式をとっていた。
(6月15日)

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