上海市で鳥インフル感染確認  持病・高齢者は合併症リスク

上海市衛生及び計画出産委員会は最近、来海していた江蘇省南通市在住の45歳男性が鳥インフルエンザ(H7N9型)に感染したと明らかにした。男性は12月21日(水)に感染確認後、現在治療中。

専門家によると、同ウイルスの潜伏期間は7日以内。感染すると発熱や咳、頭痛などのほか、重症の場合は39度以上の高熱が続き、呼吸困難や血痰などを伴うと言う。特に高齢者や、糖尿病、高血圧などの持病のある人が感染すると、合併症を引き起こしやすいと指摘する。なお同ウイルスは、100度で1分、70度で数分加熱すると死滅。生ものや十分に加熱されていないトリ肉、半熟の玉子は食べないよう注意を呼びかけている。

 

~上海ジャピオン2016年12月30日発行号

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