イケアが商業施設を建設  五角場広場の改装が完了

スウェーデンの家具店「イケア(IKEA)」の経営グループである「宜家購物中心集団」が2016年12月30日(金)、上海市長寧区の軌道交通2号線「淞虹路」駅近くの土地を落札。大型総合施設「荟聚センター」を建設する計画を明らかにした。

同センターは、建築面積15万平方㍍規模の施設となる予定。国内外のファッションブランドやレストラン、カフェ、映画館など、あらゆるエンターテイメントのテナントを誘致すると言う。なお「宜家購買中心集団」は現在、北京市や武漢市、無錫市で「荟聚センター」を展開しているほか、長沙市にも同センターを建設中。

また楊浦区にある「五角場広場」で2016年12月31日(土)、除幕式が行われた。改装後の同広場は、各通路を異なる色に塗り分け、5つある出入り口附近の地図や軌道交通・バスへのアクセスを調べられるタッチパネル式ディスプレイを設置するなど、目的地がよりわかりやすくなるシステムを導入。そのほかすべての出入り口に水道代、電気代などの公共料金が支払え、交通カードのチャージや列車のチケットの購入ができるスポットを設けるなど、様々な工夫が凝らされている。

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(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2017年1月6日発行号

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