上海市に住む13歳の少女が最近、母親の「微信（Ｗｅ Ｃｈａｔ）」を使って、約25万元をゲームアプリなどに費やしていたことがわかった。

調べによると、少女は昨年末からアプリ「全民Ｋ歌」に熱中。このアプリはユーザーが歌を披露したり、歌合戦をしたりするなどの機能を搭載しており、少女はアプリ上で知り合った男性ユーザーに対し、１回当たり１００～９５００元相当のゲームポイントを何度もプレゼントしていたと言う。男性ユーザーは約70万のフォロワーを抱える人気ぶりで、時折別のユーザーに対し課金を求めていた。

少女の母親はこの２カ月間、銀行からカード使用に関するショートメッセージなどを一切受け取っていないとし、少女が勝手に消してしまったのではないかと話す。弁護士は、16歳未満が保護者の許可なく行った巨額の支払いは、無効にできる可能性があるとしている。

（写真は東方ネットより）

～上海ジャピオン2017年2月17日発行号