新たな道路交通条例を施行 軌道交通利用者が過去最高

上海市では3月25日(土)から新しい「上海市道路交通管理条例」が施行されることがわかった。

同条例は1997年の制定時に比べ、8割以上が新しい内容に修正された。条例では、運転時に携帯電話を持って通話することや電子機器を視聴すること、12歳未満の子どもが助手席に座ることを禁止するほか、4歳未満の子どもは必ずチャイルドシートに乗せることや、走行時は車両よりも歩行者を優先させることなどが義務付けされた。またシートベルトがある席では必ずその装着をすべきとし、違反した場合20~50元の罰金。さらに交通違反の点数に関する売買行為を厳罰化し、違反した場合500~2万元の罰金を科すと言う。

そのほか、上海申通地鉄集団有限公司によると、17日(金)の軌道交通利用人数が前週比11万1000人増の、のべ1179万2000人となり、3週連続で過去最高を記録したことがわかった。路線別では2号線の183万人が最も多く、1号線の141万人がそれに続き、6、8、9、11、13号線については、各単路線での最高利用人数も更新。3月に入り温暖な気候が続き、花の見頃を迎えたほか、各種展示会や舞台などのイベントなども開催され、週末に出掛ける人が多かったことが記録更新の要因と見られる。

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(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2017年3月24日発行号

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