虹橋の10施設間に地下通路 サンリオテーマパーク建設へ

上海市長寧区に構える商業施設「尚嘉中心」と「友誼商城」を結ぶ地下通路が最近、開通したことがわかった。

この通路は、長さ43㍍、幅約7㍍、高さ約2・6㍍で、バリアフリー機能を備える。今後は同区の婁山関路と遵義路、天山路、仙霞路周辺を〝市級商業センター〟と指定し、両施設のほかに「巴黎春天百貨」と「虹橋芸術中心」、「匯金百貨」、「百盛(パークソン)」、「金虹橋商場」、「虹橋天都国際」、「SOHO天山広場」、「虹橋南豊城」の計10カ所を地下通路で結ぶ計画だと言う。

また世茂集団とサンリオは5月10日(水)、黄浦区の南京路歩行街にある上海世茂大厦の8~10階にハローキティの室内テーマパークを建設し、来年10月のプレオープンを目指すと発表。世茂集団は今年5月に同ビルの経営権を再取得、同パークのオープンを含めビル全体を総合的にグレードアップさせることで、毎年100万人の来場を想定すると話す。

そのほか、上海申通地鉄集団有限公司は5月9日(火)、軌道交通9号線の第三期延線工事が信号系統の確認段階に入り、今年末までに開通予定だと発表。松江区の「松江南」駅~浦東新区の「曹路」駅までを結ぶ全長70㌔近くの大動脈になる。

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(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2017年5月19日発行号

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