軌道交通17号線最終調整 女性専用車両は導入なし

上海市鉄路局によると、2・10号線「虹橋火車」駅から青浦区の「東方緑舟」駅までを結ぶ軌道交通17号線の建設で、高速での運転などの最終調整を6月30日(金)に開始。今年末までに試験運行を開始する見込みであることがわかった。

同路線は全長35㌔300㍍で、「朱家角」駅や「東方緑舟」駅など全13駅を結ぶ。採用される車体には、空調の強度を自動制御するインバーターエアコンやLED照明、車椅子用の座席スペースを設置している。

また同局は夏季の旅行客増加に伴い、7月1日(土)から8月31日(木)までの、市を含む長江三角洲鉄路の予想発送旅客数を1億1600万人と予想。期間中は約64便を増便することを発表した。一方「北京南」駅と「上海虹橋」駅を結ぶ京瀘高速鉄道が6月29日(木)、運行開始から6周年を迎えた。輸送人数はのべ6億3000万人、総走行距離は7億6955万㌔に上る。

そのほか深セン地鉄集団有限公司が近頃、一部路線で女性専用車両を中国で初めて導入したことに関し、上海市鉄路局関係者は、市では妊婦を優先的に乗車させていることなどから、女性専用車両導入の予定がないことを明らかにした。

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(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2017年7月7日発行号

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