タイで40人超死亡の海難事故 大半が中国人、上海の旅行客も

タイ・プーケット沖で7月5日(木)夕方、中国人客ら計147人を乗せた船2隻が暴風雨によって転覆する事故が起こった。在タイ中国大使館は、うち127人が上海市からの旅行客を含む中国人観光客だと公表。8日(日)9時時点で中国人41人を含む42人が死亡、同6人を含む15人が行方不明となっていることがわかった。

市旅遊局によると、市からの旅行客は8人で、7人が一時行方不明。事故が起こった船は「フェニックス号」と「クイーン・エルサ号」で、事故の被害者はいずれも「フェニックス号」に乗船していた。この事故を受け、現地警察は船長2人を逮捕。また中国国家主席は8日(日)、救助チームを派遣し、行方不明者の捜索に当たらせている。

救助された中国人観光客によると、事故発生の数時間前まで天気は快晴。プーケット島の離島での水上プログラムに参加後天気が急変し、プーケット島に引き返す途中で暴風雨に見舞われ転覆したと言う。

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(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年7月13日発行号

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