長江大橋にスナメリの死骸 年平均13・7%の速度で減少

上海市崇明区の長江大橋付近で12月5日(水)、腐乱した魚類の死骸2頭が市民によって発見された。上海海洋大学の科学研究員によると、死骸は小型イルカ「スメナリ(長江江豚)」であることが判明した。

2頭はともに成体のスナメリで、腐乱状態から推測すると、死後1週間は経過していると言う。死因は船のスクリューに衝突、あるいは漁網などで傷を負ったとみられており、同大学で分析を進めている。

長江に生息し、国家一級保護動物に指定されるスメナリは、2012年の調査時には500頭しかおらず、年平均13・7%の割合で減少している。

~上海ジャピオン2018年12月14日発行号

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