BRT公共バスを5本新設へ 両空港結ぶ軌道交通を建設

上海市交通委員会は4月20日(土)、「バス・ラピッド・トランジット(BRT)」を用いた公共バスを、市でさらに5本増やす予定があることを明らかにした。

この計画では、すでに運行を開始しているBRT公共バス「71路」の成功を受け、さらなる交通網の発展を目指す。具体的なルートが決まっているのは5本中2本で、虹橋路と延安西路の交差点を出発し、肇嘉浜路を東進、南浦大橋まで運行する全長11㌔の「虹橋路肇嘉浜路ルート」と、人民広場を出発し、西蔵南路を南下、芦恒路ターミナルを終点とする全長約16㌔の「浦東南路上南路ルート」だ。「虹橋路肇嘉浜路ルート」は16の停留所を設け、1日7~9万人の乗客を見込む。

ほか同委員会は、浦東新区の浦東国際空港と長寧区の虹橋国際空港を繋ぐ軌道交通「機場快線」の建設計画も発表。全9駅を設け、両空港を30分で連結。年内に建設を開始する予定だと言う。

(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2019年4月26日発行号

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