充電スタンドの充実図る 3年以内に5000カ所目標

 市経済と情報化委員会の副主任・尚氏は、
この度、市を電気自動車の国内最先端センターとする構想を明らかにした。
年内には、電気自動車の充電スタンドを360カ所増設、3年以内に5000カ所が目標。
 市電力会社では、これらの構想実現のために、
「スマートグリッド」と呼ばれる電力供給自動制御システムの研究を進めてきた。
同システムは、現在、上海万博浦西会場で試験的に運用中だ。
上海久隆科技有限公司が、万博会場の国家電網館で試験運用中の技術では、
上海汽車の乗用車「ロンウェイ350」を30分の充電で310㌔走らせられるという。
 統計によれば、市内には現在、自動車やバイクが約270万台、
そのうちハイブリッドなど電気・ガソリン併用型自動車が1259台、純粋な電気自動車は503台ある。
電気自動車のエネルギーコストはガソリンの約3分の1と言われ、
資源の節約と有効利用の観点から期待がかかっている。
(7月25日)

~上海ジャピオン7月30日号より

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