ちゃちゃっと自分ごはん①

ちゃちゃっと自分ごはん


外食もそろそろ飽きてきた。でも料理は苦手だし…
そんなあなたにちゃちゃっとできるレシピをご紹介!
早い・うまい・簡単の3拍子メニュー大集合!

ベーコンとレタスの卵とじ

料理はとても簡単 
手間を省いておいしく作る

ちゃちゃっと手早く簡単にできるレシピは、自宅でゆっくり食事したいときや友人の来訪のときに活躍してくれる。今回の特集では、そんな手軽な料理を一挙ご紹介!
とっておきのレシピを教えてくれるのは、日本全国に教室を展開する「ABCクッキングスクール」で、11年間講師を勤めた中邑(なかむら)美穂先生。
 では早速、シャキシャキの歯ごたえがたまらない「ベーコンとレタスの卵とじ」から。
「これは、実家がレタス農家を営んでいるという友人に教えてもらったレシピを参考にしたもの」と、中邑先生。
このメニューのポイントは、なんと言ってもレタスの歯応え。くったりさせないためには、30秒の蒸らし時間を厳守することが肝心だ。

△「簡単な料理は、公私共に大得意」という中邑先生。

【材料1人分】
ベーコン3枚 
レタス半玉 
たまご1個 
市販の麺つゆ大さじ2 
水大さじ4
【作り方】
① おなべに麺つゆ、水を入れ火にかける。
② 沸騰したら、ベーコン、レタスをちぎって入れる。
③ 1~2分煮たら、溶いたたまごを上からかけ、フタをして火を止め30秒蒸らす。

料理が楽しくなる3品

ツナと大根おろしのパスタ

ツルっとしたのど越し 
暑い日に食べたい冷製パスタ

 さっぱりしたものが食べたくなる、これからの季節にぴったりの冷たいパスタ。大根おろしに刻みのり、そして仕上げにかけるポン酢と、和風づくしなのが嬉しい。
 「大根おろしの水分を手で握って少し切っておくと、水っぽくならずおいしく仕上がります」(中邑先生)
 また、パスタをアルデンテにしないのも大切だ。芯を残すと冷やしたときに固くなるので、冷製パスタを作る場合は、ゆで過ぎかな? と思うくらいが丁度いい。
 そのほか先生は、刻みのりの代わりに、シソの葉を千切りにしたものを乗せてもおいしいとアドバイス。上海ではあまり見かけないが、手に入ったらぜひチャレンジしたい。

【材料1人分】
ツナ缶1つ
大根おろし250グラム
刻みのり適当 
パスタ200グラム
ポン酢(しょうゆでも可)少々
【作り方】
① パスタを茹でて(アルデンテにしない)冷水につける。
② パスタを皿に盛り、少々水気を絞った大根おろし、ツナ缶をこんもりと伸せる。
③ ぽん酢を少々かけ、刻みのりをのせる。

しょうがと肉の炊き込みご飯

ピリっとしょうがの辛味 
炊飯器にお任せメニュー

 しょうががたっぷり入るため、辛味が効いた炊き込みご飯。量は好みに応じて調節しよう。照り焼きチキンのほか、焼き鳥を使ってもおいしい。
「焦がさないよう、炊飯器に入れる具材の順番を守ることが大切です。」(中邑先生)

【材料1人分】
しょうが50グラム(約2つ分)
照り焼きチキン1枚
米2号
だし汁(だしの素3グラムと水360cc)
塩小さじ1/3
しょうゆ小さじ1

【作り方】
① しょうがの皮を剥き、千切りにする。
② 炊飯器に米、だし汁、調味料を入れ、1のしょうがを上に敷き詰め、その上に肉を並べて炊く。

きゅうりの中華和え

所要時間約5分 
子どものお手伝いにも

 これは、中国台湾出身の大学教授に教わったレシピという。上海のきゅうりは水分が多く瑞々しいため、このレシピにはよく合う。
「わが家では、4才になる娘のお手伝いメニューです(笑)。包丁いらずで安心。」(中邑先生)

【材料1人分】
きゅうり2本
ごま油大さじ2
白いりゴマ大さじ1
塩小さじ1
こしょう少々
(好みでラー油を入れてもおいしい)
【作り方】
① きゅうりをビニール袋に入れ、すりこぎや瓶などでたたく。
② くずれたきゅうりを、食べやすい大きさに手でちぎる。
③ ボールにきゅうりを入れ、ごま油、塩、こしょう、いりゴマを入れて混ぜる。

~上海ジャピオン3月30日発行号より

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