上海ジャピオンの特集 記事

夏は黄浦江ナイトクルーズ

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まずはチケット予約

ナイトクルーズの予約はインターネットから。「黄浦江 遊覧」で検索すると、「上海黄浦江遊船售票中心」や「信航遊船」など、クルーズツアー運営会社や旅行会社のウェブサイトが

複数ヒットする。会社によって扱う船のタイプは異なるが、ナイトクルーズはどれもディナー付きで1人120~200元、航行時間は約90分だ。

航路はメルセデスベンツアリーナや上海万博旧中国館などを通る世博園コースと外灘の万国建築群、陸家嘴の金融ビル街を望む定番の外灘コースなどがある。

また、20~50人など大人数用のプランも用意。初めてのクルーズなら、どれでも楽しめるだろう。

遊覧船は毎日運航しているが、週末は混み合う可能性が高いので、少なくとも2日前の予約がベスト。インターネットで予約した場合の支払いはアリペイ(支付宝)や

ネットバンクのみとなる。支払った翌日にバイク便で乗船引換券が送られてくるので、当日これを持参し、指定されたフェリーターミナルに向かおう。

船は全部で約20種

現在、黄浦江を運航しているクルーズ客船は実に20種以上。かつては船舶の種類も少なかったが、ここ数10年で「浦江号」や「船長号」など新型の遊覧船が登場、

夜は鮮やかなLED照明で照らされ装いも華やかになった。中でも「龍号」と呼ばれ、黄浦江の遊覧船の中で最も船体が大きい「浦江1号」は4階建て、最大1000人を収容する。

船首に付いた2匹の龍と、北京の天壇公園紀年堂をイメージしたデッキなど、中華テイスト満載だ。また「浦江1号」を含め、大部分の客船は催しに1隻まるごと借り切ることができ、

クルージングのほか、結婚式やパーティなど、使い方も多彩だ。

さあ、乗りたいクルーズ船を決めたら、早速チケットを予約しよう。

 

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北から黄浦江を南下

取材班が今回予約したのは、客船運航会社「信航遊船」の「船長8号 外灘コース90分」。こちらはディナーバイキング付きで1人150元、外灘~浦東を巡る。

楊浦区の秦皇島路フェリー乗り場「秦皇島路碼頭」から乗船することになっている①。軌道交通4号線「楊樹浦路」駅2番出口から秦皇島路に入り、さらに左折したところにある。

乗り場の近くに「秦皇島路輪渡口」という渡し舟の渡船口があるので、間違えないように。フェリー乗り場に着いたら、専用窓口で引換券を乗船券と交換する。

出発の20分前に締め切られるので要注意だ。

ゲートが開き、ほかの乗客に席を取られまいと、急いで船に乗り込む取材班。写真撮影のため、+50元で4階のデッキをゲットする。最上階なので、船上から見える景色は文句なしだ。

秦皇島路フェリー乗り場を出発して約30分後、右手に見えてきたのは北外灘③。大阪や神戸、長崎からの国際フェリーが到着する「上海港国際客運中心」の敷地内には

オブジェ「音楽之門」がひと際存在感を放っている④。夜はターミナルのイルミネーションで、昼間とは異なり、よりロマンチックな装いになるので注目だ。

 

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そのまま進むと蘇州河が黄浦江に注ぐポイントへ、その上にかかる「外白渡橋」も見えてくる。橋の裏側にある「上海郵政大厦」と「ブロードウェイマンション(上海大厦)」もライトアップされ、

オールド上海の情緒たっぷりな風景が広がる⑥。そして同時に、外灘名物の万国建築楼群も視界に入ってきた。普段は外灘沿いに建築楼群を見ることが多いが、

水上からパノラマで一望できるのがナイトクルーズの醍醐味だろう。19時台は夜間遊覧のピークなので、多くの船とすれ違う⑦。自分たちの船とどう違うのか、チェックしてみよう。

その後、船はかつて「十六舗」と呼ばれた老碼頭エリアに。こちらはフェリー乗り場になっているので、船舶の往来が激しい。

取材日当日はショーが行われていたようで、その盛り上がりぶりが、こちらにも伝わってきた。老碼頭を過ぎた辺りで折り返し地点を迎える。

陸家嘴のネオン街

動き出してから約1時間、船は浦東サイドの陸家嘴金融街エリアに入った。川沿いの濱江大道は、浦西の夜景を見る人で溢れている。

日もすっかり沈み、「オーロラビル(震旦国際大厦)」や「SWFC(上海環球金融中心)」、「浦東シャングリ・ラホテル」など、高層ビルのネオンがまばゆい⑩。

下から上に照らす外灘万国建築楼群のとはまた違った輝きを放つ。

ちなみに、パーティなどで船を1隻借り切る場合、追加料金を支払えば陸家嘴エリアで花火を打ち上げてくれるサービスもあるのだとか。

摩天楼を背景に見る花火、何とも贅沢なシチュエーションだ。そのまま進行すると、「東方明珠塔」が姿を現す。船上ではこれをバックに記念撮影をする人が多いようだ。

最後に「農行大厦」と「建行大厦」の前に来たところで、船は浦西側へ。再び北外灘を横切り、出発点の「秦皇島路輪渡口」に戻ってナイトクルーズは終了。

最後に忘れ物がないか注意のうえ下船しよう。

万博コースを巡る

黄浦江を走るフェリーの多くは外灘+陸家嘴の路線だが、さらに南へ下った上海万博跡地を巡るコースもある。

こちらは南浦大橋~盧浦大橋間を走行。「メルセデスベンツアリーナ」や「上海万博旧中国館」のほか、高い煙突が目印の「上海当代芸術博物館」など、見どころ多数だ。

運が良ければ、南浦大橋が虹色にライトアップされている様子を見られるかもしれない。

また、客船運航会社によっては、上海万博コースに加え、前述の外灘+陸家嘴を回る航路もあるので、チェックしておこう。

 

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早い者勝ちの甲板席

今回取材班が乗船した「船長6号」は、上海のクルーズ旅行会社「HAPPY CAPTAIN(快楽船長)」が製造したものだ。

船の外観は17世紀のラテンアメリカを航海していたスペインの海賊船を模したものだそう。全長66㍍、3階建ての中型船で、最大300人まで収容できる。

また、船内設備や安全性などの等級で、上海初となる4ツ星を取得しているので、そのサービスも期待できそうだ。1階は宴会場となっており、2、3階にはVIPルームやトイレを備える。

このほか船長2号、3号、5号もあり、異なるコースを運航。ちなみに、福州路にある有名なユースホステル「上海老船長国際青年旅舎」も同社の経営だ。

2階までは無料で利用できるが、3、4階のデッキ席は追加料金50元が必要になる。購入者にはジュースが贈呈されるサービスも。1階へ下りる場合はその都度デッキ席の購入チケットを

提示が必要となるので、捨てずにきちんと取っておこう。また船は大きく揺れることは少ないが、乗り物酔いをしやすい人は酔い止め薬の準備を忘れずに。

船は全部で約20種類

ナイトクルーズのもう1つの魅力は、ディナービュッフェだ。シェフたちが船内の厨房で作るアツアツの料理がいただける。

バイキングスペースは1階で、3、4階にいる人は下りていかなければならない。メニューは季節ごとに変更されるが、

7月は「上海醤鴨(ダックの醤油煮込み)」や「雑糧色拉(雑穀サラダ)」など前菜6種に、「香炸魚排(魚フライ)」、「エビと卵の炒め(小葱蝦仁跑蛋)」のほか、

「蛋炒飯」や「上海炒麺(上海風焼きそば)」など、20種類近くの料理が供される。料理はなくなれば補充してくれるので、ご心配なく。

さあ、あとは100万㌦の夜景をバックに、心もお腹もいっぱいに満たそう。

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~上海ジャピオン2015年7月3日号

 

 

 

 

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