上海ジャピオンの特集 記事

成金男の アヴァンギャルド★シャンハイ

 

 

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特集-P01-2

 スパイ映画にも登場

さて、アット・ファーストは1943年に建てられた紅衛大楼だ。フォーリンピープルを管理するポリス・ステーションとしてメイドされたんだが、54年にはシングルのワーカー用ホステルにチェンジ。それからメニー・イヤーズの間にロングステイするヤツが増えて、今のような一般ピープルが暮らすアパートになったってわけさ。

建物はコの字型をライトに90度倒した造り。インサイドは吹き抜けの広場になっていて、アウト階段とエレベーターがある。おっと、アウト廊下は洗濯物だらけだぜ。ザ・庶民のアパート、といった趣だ。

住人と思しきグランパによると、8階からのビューはアメージングだってさ。なんでも、かの有名なスパイ・ムービー『007・スカイフォール』にこのアパートもユーズされたって…マジか?

 

特集-P02-1

上海マフィアの旧居へ

ついにやって来たぜ、上海のヒストリーをトークするうえで、欠かすことのできないビッグなパーソン、杜月笙。彼のオールド・ホームがここ、東湖賓館さ。

東湖路をサンドウィッチして両側にあるんだが、サウス・ウエスト側は民間カンパニーのオフィスにスポーツジム、スイミング・プールとガーデンか。ホテルは副楼って呼ばれる隣のビルディングだが、ニューすぎてちょっとばかりボーリングだ。やっぱりメインは向かい側、70号のミーティング・ホールさ。

デコラティブなブラック・ゲートを入ってエントランスを抜けると…ワ~オ! 見えたぜ、このラグジュアリーなスーパー・ホワイト。さすがはグリーン・ギャング(青幇)の親玉だ。ドラッグとカジノでビッグなマネー作って、エステートもたくさんっていうミリオネア・ガイだけど、やっぱりビハインド暗い稼業はデンジャラスと隣り合わせだ。オレはアンダー・ザ・サンシャインをウォークできるビジネスしかやらないぜ!

 

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ハイクラスのサービス

さあてお次もミスター・杜にまつわるアーキテクチャへレッツ・ゴー。新楽路と襄陽南路がクロスするポイント…あったぜ、1932年に建てられた首席公館だ。

アイビー(蔦)がゲートに絡まって、ネームがディスアピアーしちまってる。でもそこがオールド感を出してて、いいんだよな。おお、入るなりアンティークなファニチャーたちにウェルカムされたぜ。1階には当時のフォトグラフや彼のラブ用グッズがディスプレイされてるな。おっと、ドラッグ用のパイプまであるじゃないか。ここはミスターとそのフレンズ、黄金栄、金廷蓀が作った三鑫公司って会社の事務所だったんだ。上海のビハインド・ソサエティの中枢がここにいたのか…ロマンだぜ。

今はセレブ向けのハイクラス・ホテルにチェンジしたんだ。ヘイそこの君、モースト・エクスペンシブなルームを見せてくれないか? サービスもファースト・クラス、ハッピリーな対応だぜ。

 

特集-P02-3

高級感とオールド感

なんてブリリアントなんだ! へえ、このルームは「マンション・スイート」っていうのかい。キングサイズのベッドに2バスルーム、デスクの上のステーショナリー・ボックスまでアンティークときた。この部屋はワンナイトでハウマッチなんだい? 1万1800元…オーケー、泊まろう。

4人目の妻の邸宅

ああ、ラストナイトは最高だった。ヘイ、ボーイ、このアラウンドにはアザーにもミスターに関わるアーキテクチャがあるのかい? 紹興路? オーケー、行ってみよう。

プラタナス並木がビューティフルだな。ここか、4人目のワイフを住まわせたっていうレジデンスは。当時は1ハズバンド、メニー・ワイフ制だったんだよな。芸能界に入れ込んでいて、京劇アクトレスの孟小冬を4人目のワイフにしたんだ。

おっと、流暢なジャパニーズを話すマネジャーがいたとはサプライズ。今はレストランとウェディング・ホールにだってさ、それじゃちょいとブランチでもいただいてからリービングするとしよう。

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特集-P03-1

重厚な石造りの門

1901年にビルド、03年からナウまでずっとアクティブのジェイル(刑務所)さ。チャイナでモースト・オールドなのはもちろんながら、これほどロングに渡ってワン・ビルディングがセイム用途でユーズされるのはアンビリーバボーだってことで、北京シティの「秦城ジェイル」と並んで〝ファーイースト(遠東)・ファースト(第一)・ジェイル〟なんて呼ばれてる。

ヨーロッパ調のゴージャスなビルディングスがメニー造られたピリオドに、このヘビーなストーン感。アウトを囲んで張り巡らされた5㍍のフェンスもいいテイスト出してるぜ。

ヒアリングしたところによると、ここはフォーリン・ピープルが入るんだそうだ。待てよ、マイ・ブラザーが入れば、オレもインサイドをルッキングできるんじゃないか?

 

 

特集-P03-2

 故郷の戦火を逃れて

1933年~41年、ドイツの迫害から逃れたジューウィッシュ・ピーポー(ユダヤ人)が上海にやって来てたなんて、オレ、知らなかったぜ。そのナンバー、1万8000人だって? それだけのピーポーを受け入れるため、ビッグスモール様々なアパートメントがこの一帯にビルドされたんだな。

モーストビッグなやつは小ざっぱりとしたホワイトだけど、こっちのレッド・ブリックのはアンティークなアトモスフィアに溢れてるな。〝スモール・ヴィエナ(小ウィーン)〟って呼ばれてたらしい。当時にマインドを馳せちまうぜ。

この辺はアパートメントだけじゃなく、救済オーガニゼーションやメモリアル・ホールと、ルック所満載だ。

 

 

~上海ジャピオン11月27日発行号

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