BACK TO THE 80’S&90’S☆

特集-P1-1

特集-P1-2    

糖果(駄菓子)

①超覇立波糖

〝80後〟生まれが、子どもの時におやつとしてよく食べていたという、ものすごーくすっぱいレモン飴。気持ちがシャッキリ、スッキリする! 想像するだけで唾液が止まらない!?

②橘子軟糖

こちらも〝80後〟がこぞって食べたというみかんグミ。1粒1粒がみかんの形で、それを透明のビニールで1個のみかんの様に包んだパッケージが子どもにウケた。

③金幣巧克力

90年代に出回ったメダルチョコ。新年に祖父母の家に行った時に、一掴み分もらったと言う思い出の駄菓子。子どもの頃、メダルを手に「自分はお金持ちだー」と喜んだことがある人も(笑)。

④娃娃雪糕

〝80後〟世代にとって夏の贅沢品。当時は、塩味の棒アイスや小豆バーが主流だったので、甘いクリーム味の娃娃アイスは、この上ないご褒美。ほかにソフトクリームやチョコ、カボチャ味のアイスも、テンションの上がるおやつだった。

 ⑤老鼠屎金枣丹

またの名を「塩津棗」と言い、80年代末~90年代初めに販売。甘酸っぱく爽やか、その中に少しのほろ苦い味。当時、父母に「これはネズミのフンだよ」と嘘を付かれ、食べる勇気がなかったという思い出を持つ人も…。

⑥魔鬼糖

〝90後〟が小学生の時にものすごく流行った駄菓子。食べれば舌だけでなく、口の中全体が真っ赤や紫、緑といった思いもよらない色に変化する。それを見て楽しんだり、友達に見せて驚かせたり…。パッケージからして怖い。

 

特集-P2-1

偶像(アイドル)

①ザ・リトル・タイガーズ

1989年に日本のアイドルグループ少年隊のコピーである小虎隊が中国でデビュー。女の子たちは、彼らの番組を見るために、何もかも放り投げてテレビにかぶりついていたのだとか。

②レスリー・チャン

1956年、中国香港出身の映画俳優、歌手。83年に山口百恵の『さよならの向う側』のカバー曲『風継続吹』が大ヒット、85年に吉川晃司の曲『モニカ』をカバーし、一躍トップアイドルに。80~90年代の好きなアイドルとして常に上位にランクイン。

③フェイ・ウォン

1969年、北京生まれの俳優、歌手。89年にシャーリー・ウォン(王靖雯)の名で歌手デビュー。92年に、ちあきなおみの『ルージュ』をカバーした『容易受傷的女人』が、その年の中国香港の音楽賞を総ナメに。〝80後〟の男の子にとっての女神。

 

流行歌(ヒット曲)

①吻別

『吻別』は、中国香港出身の歌手ジャッキー・チュン(張学友)が1993年に発表。〝80後〟生まれの子どもたちが、親に薦められて聴いていたら、いつの間にか口ずさむほど好きになっていたと言う。

②雨一直下

中国台湾出身で、歌手兼作曲家であるフィル・チャン(張宇)が1999年に発売した『雨一直下』。ロック音楽に興味を持ち始めた男子学生を中心に人気を博した。

③過火

1995年に発売されたジェフ・チャン(張信哲)が歌う『過火』。愛した男性に裏切られたが、それでもなお愛し続けるという歌詞が、共感を呼び〝80後〟の女子が支持した聞いた曲。

 

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電視劇(ドラマ)

①西遊記

1986年から放送。古典小説『西遊記』を題材とし、石から生まれた猿・孫悟空の生い立ちから始まる。当時、学校では前日に見たエピソードを話すのが恒例で、見逃して話の輪に入れず寂しい思いをした子どもも。最高視聴率89・4%を叩き出した。

②還珠格格

同名小説を一部改編し、1998年に放送開始。小学生の子どもたちはかわいいプリンセスを見て、「私も大人になれば、自分の命に代えてでも私を守ってくれるステキな彼が現れるんだ」と本気で信じていたのだとか。

③排球女将

テレビの前で、始まるのを心待ちにしていた子どもが多かったという青春スポーツドラマ。1979年から放送され、バレーボールに情熱を燃やす少女の奮闘を描く。

 

動漫(アニメ)

①大頭児子和小頭爸爸

1995年から始まった、平凡な家で暮らす中国の一般家庭を描いた物語。登場人物は、大きな頭の息子と小さな頭のパパ、エプロン姿のママ。ほとんどの子どもが学校から帰って来て、宿題に取りかかる前に見ていたと言う。

 ②黒猫警事

1984年からスタートし、〝80後〟世代が、ハラハラ、ドキドキしながら楽しんだというアニメ。黒猫ポリスが来て、悪者をやっつけてくれるという山あり谷ありのストーリー。

③聡明的一休

1975年10月~82年6月まで放送。〝80後〟生まれは、『一休さん』を見ながら育ったと言われる世代で、学校の休み時間に主題歌を歌ったり、とんちで解決する時の姿を真似したりしていたのだそう。

 

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玩具(おもちゃ)

伝統懸浮吹球

パイプの先端にカゴが付いていて、フーッと息を吹くと、カゴの中のボールがフワフワ浮き上がる。1980年に発売され、簡単に遊べることからブームに。誰が一番長く浮かせられるか…とよく競い合った。

打水机套圏圏玩具

1980年代に発売され一世を風靡。ボタンを押して水圧をかけることで、水中にあるリングを動かし、輪投げを楽しむゲーム。思い通りにいかなくて、ボタンを連打し、親指の付け根が疲れちゃったなんて子も。

拍洋画

〝80後〟世代に広く流行した。メンコを地面に置き、手持ちのメンコを投げてひっくり返す遊び。カードには当時流行りのキャラがプリントされていて、集めていた子どもも多かった。

〝90後〟世代の男子たちは、夏に水鉄砲を持って近くの河まで遊びに行った。最初は「冷たい、やめろよー」なんて笑っていられるが、最後は、全身ビショビショになって家に帰り、親によく怒られたんだとか。

⑤悠悠球

1997年に日本で発売されたハイパーヨーヨー。その名人のパフォーマンスを見た中国の子どもたちの間で火が付いた。学校の休み時間には、ハイパーヨーヨーの技を披露して楽しんだという。

⑥火柴盒汽车玩具模型

1990年代に発売され、本物の車そっくりに作られていることから飛ぶように売れた。その中でも消防車や救急車、パトカーなどが人気で、その職業になり切ってミニカーを走らせたという思い出も。

 

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~上海ジャピオン2016年05月27日号

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