上海ジャピオンの特集 記事

ジャピオン編集部の職業体験

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4月赴任の亀井首席領事

今回は「在上海日本国総領事館」を訪問しました!外部訪問者は必ず携帯を預けないといけないことに驚きつつ、入館証をもらって待つこと5分。広報担当の伏村さんが、亀井首席領事の元へ案内してくれました。亀井首席領事は4月初めから上海赴任となり、それまでは5年ほど北京にある日本大使館にいらしたんだとか。上海があまりにも近代的で驚いたそう。

総領事館は「総務部」「政治部」「経済部」「広報文化部」「領事部」の5つから成り、政治部では日中政治についての分析・解析を、経済部は日本と上海の経済関係について調査し、外務省に報告。また広報文化部では、中国に日本文化を広めるため、日本文化イベントの開催や地方自治体などの活動をサポートしたり、ホームページやメッセージアプリ「WeChat(微信)」などを使って総領事館や日本関連情報の広報を行ったり…なんて冷静沈着に説明してくれていた亀井首席領事が、領事部の話を始めると〝ぜひ直接話を聞いてみてください〟と少し興奮気味に(笑)。なんと、発給件数が世界の3分の1で、世界第1位なんだとか。

仕事と真摯に向き合う

別館にある領事部門に伺うと、担当の高見澤さんが満面の笑みでもてなしてくれました。領事部は「窓口業務」「邦人援護」「査証発給」「在外選挙」「日本人学校」など大まかに5つの業務があります。資料1つ1つを丁寧に説明してくれ、私がふと思い立った的外れな質問にまで真摯に答えてくれた高見澤さんは、とても生き生きと輝いて見えました☆今後上海生活で困ったことがあれば、高見澤さんを頼って領事部に行こうと思います(笑)。

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大人気のお化け屋敷

僕みたいな〝ゆとり〟は人の心はもちろん、お化けの心も理解するよう努力すべきだなんて、編集長がまたワケわかんないこと言い出したっす。ん?ちょうど「松竹お化け屋本舗」さんが、上海で本格お化け屋敷「咒鈴―Ju―Rey」を開いたって、これは幽霊に弟子入りするチャンス!とばかりに早速、R先輩と取材に行ってきたっす。

うわ、オープン初日なのにスゴイ行列。後ろに「失踪人数276人」って掲示板が出ていて、地味に怖さを煽ってくるなあ。あ、松竹株式会社の山下さん、今日はお世話になります!ニコニコしてやさしそうな人だ。隣の方は今日僕に演技指導をしてくださる松竹映像センターの小山さん、初めまして。黒尽くめの服に黒縁眼鏡、ちょっと怪しい感じが業界人っぽいぜ…。

 人が演じるお化けにヒヤリ

まずは実際にお化け屋敷を体験して、感触をつかんできてと言われました。覚悟はしてましたけど、やっぱりドキドキっす。最初に小部屋で見た映像によると、日本のある村で彷徨う、少女すず子の怨霊の存在を確かめに行くのが今回のミッション。ほかにも色々やるべきこと、やっちゃいけないことがあるんですけど…それは遊びに行った人だけのお楽しみ。中で色んなお化けに驚かされ、追い掛けられ…。ほかの客の悲鳴と、とにかくR先輩のテンパり具合がすごかったっす(笑)。まあ僕は平気でしたけど。

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プロに聞く、幽霊役の心得

いよいよ幽霊の演技指導を受けるっす。小山さんは日本や中国で、20回以上お化け屋敷の演出を手掛けてきた演出家。幽霊を演じるのに大切なのは「声量と存在感」だそう。「ワァッ」と脅かすにはまず、腹から声を出さないとダメって言われたっす。それに暗い会場だからこそ、客にお化けが「ココにいるぞ」ということを気付かせないといけないので、タイミングを見計らって、照明の位置を意識しつつ登場することが大事。〝存在感のある幽霊〟って変な感じですけど、確かに客に気付いてもらえないと、完全スルーっすね…。

ところでさっき、お化けが後ろから迫ってきてR先輩が半泣きだったんすけど、追い掛ける時のコツとかあるんすか?と聞くと「企業秘密です」との回答。幽霊役が客に殴られたり、蹴られたりすることもあるらしいので、自分の身の安全を確保してくださいとのこと。男性が女性を守ろうと手を出してきたり、驚きのあまりパニックに陥り幽霊に襲い掛かったりと、小山さん曰く「恐怖に襲われている人は何をするかわからない」と。ははあ、大声を出さないといけなかったり、身の危険を考慮したり…幽霊って意外と体力勝負なんすね。

いよいよお化けデビュー

声の高さや、飛び出す時の身体の位置などを教えてもらったら、ついに現場入り。舞台裏から再入場っす。僕は通路の隙間から飛び出し、前方にいる客を追い掛けて脅かすという幽霊役を任されました。ほかの幽霊役と情報共有しながら、出るタイミングを見計らいます。ってか、やっべー、客より僕の方が緊張しているかも…。1回目、それっ、「ウォォー」と飛び出すもあまりビックリされず。ちょっとタイミングが遅く、思い切りが足りなかったみたいだ。なにくそ2回目、勢いよく飛び出してみたが…屈強な男性グループに、僕の方がやられそう(笑)。でも、それなりに驚いてもらえた様子。僕も少しだけ度胸が付いた気がします。今日は本当にお世話になりました!

info

住所  中山東二路531号外灘十六舗水岸商業中心B層(×龍潭路)

営業時間   ~6/14(水)、10時~22時

料金  50~100元

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県事務所は縁の下の力持ち

徳島県上海事務所にやって来た、和歌山出身の私。実は和歌山県事務所が上海になく、お隣の徳島県に伺ったのですが…そんな理由にも関わらず、温かく迎えてくれた所長の大岡さんと副所長の坂東さん。まずは普段の仕事について教えてもらいました。

日本各自治体の中国事務所が担う仕事は大きく分けて2つ。中国でビジネス展開をしようとする地元企業の支援と、日本各地のよさをアピールし、中国人に旅行に来てもらう観光誘致。これらが主な業務になるそうです。徳島県産品が中国でもっとたくさん売れるよう、企業の商談や物産展でのプロモーションなどをサポートされているんだとか。頼もしい!

 ヤットサー、阿波踊りに挑戦

では徳島県の観光アピールは…やっぱり徳島県マスコット「すだちくん」や鳴門海峡の渦潮推しかな?ところがどっこい、答えは「阿波踊り」。中国で阿波踊りの魅力を広め徳島を知ってもらおうと、方々で踊りを披露されているんです。先日のイベントでは…わお、大岡さん坂東さん、ガンガン踊ってる!そして最近同好会を結成し、近々練習を行うと聞いたので、私も踊りに行ってきました!

当日は約20人が参加。私は坂東さんの奥様率いる男踊りに挑戦です。奥様は地元で長年阿波踊りを踊ってらっしゃったそうで、さすがの貫録。う~ん、足のステップに苦戦したけど「ヤットサ~、ヤット、ヤット♪」の掛け声に気分アップ。この日のメンバーは中国人の方がほとんどで、みなさん楽しく日本の文化を肌で感じていました。この練習会は月に1回開催されており、日本人、中国人問わず誰でも参加できるので、興味ある方は徳島県上海事務所にお問い合わせを。私もまた参加したいな!

 

~上海ジャピオン2017年5月19日発行号

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