上海ジャピオンの特集 記事

夜ラン! ~夜景×ランニング~

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蘇州河沿いを涼しげに

市内北部を東西に流れる「蘇州河」。静安区や黄浦区などに跨って伸びる蘇州河沿いの北蘇州路では、個人ランナーを多く見掛ける。

この「蘇州河・外灘コース」のオススメポイントは、陸家嘴の景色を一望できること。東を向くと前方に東方明珠塔や上海タワー、右手には人民広場のル・ロイヤル・メリディアン上海、豫園のウェスティン外灘センターなどが晴夜の空に煌びやかに輝く。また北蘇州路沿いには〝老上海〟の香り漂うオールドホテルや建築物が立ち並ぶ。

 陸家嘴の夜景を目指して

8・12号線「曲阜路」駅から外灘エリアまでは約2㌔5000㍍の道のり。北蘇州路はウッドデッキの遊歩道と一般道路に分かれている。遊歩道は、2人分の幅があるかどうかというほど狭いため、人通りが少なく且つゆっくり走るのであれば遊歩道を、遊歩道が混んでいて走るスピードを維持したいなら道路を走ろう。特に西蔵北路から河南中路までは自動車の走行がまばらで、信号もなく、ペースを乱されることが少ないのでランナーにとって走りやすい環境だ。

途中、蘇州河に架かる橋がいくつかあり、その橋の下を通ったり自動車が走る地上路を横断したりするので、安全には注意が必要。その一方で、大きな橋はライトアップされており、目印にもなる。ほか、遊歩道には時折ベンチや休憩スペースがあり、休息を取るのにピッタリ。河南中路を過ぎた辺りから、自動車や歩行者の通りが多くなるので気を付けよう。

最後は、先月末に通行規制が解除されたばかりの鉄橋「外白渡橋」を渡れば外灘に到着だ。外灘エリアは、平日なら走ることもできるが、週末は観光客でごった返しているので、歩いて夜景を楽しもう。

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上海ど真ん中のエリアを行く

淮海中路エリアは市中心部に位置するゆえ人通りも多いが、その分〝魔都〟を象徴するような、上海の夜を感じ取れる。

ランニング前のストレッチは、歩道が広い「環貿iapm商場」の東側で行おう。淮海中路沿いには大きなショッパーを両手いっぱいに持って歩く若者がたくさん往来している。それもそのはず、この通りには洋服店やサングラスショップ、女性向け下着店などがズラリと並んでいるのだ。ダイエット目的も兼ねて走っている人であれば、痩せた暁にはぜひ彼氏・彼女にご褒美のプレゼントを買ってもらいたいもの。そんな夢を見つつ、しっかり前を向いて走るべし。もし、人混みがあまりに激しく走りづらいなら、華やかさはやや劣るものの、淮海中路ではなく南昌路を選択するのも◎。

 公園・広場を走り抜ける

淮海中路もしくは南昌路をしばらく東に進んだら、100年以上の歴史を持つ「復興公園」に入ろう。ここは1909年の設立で、フランス式庭園を設置し、21時まで開園。街灯は少なくやや暗いが、公園の各出入口には警備員がいるので、安心して走れる。またガッツリ走り込みたい人は、園内をグルッと回るのも1つの手。さて、同園を満喫したら復興中路へステージを移す。この通りの歩道は、4人ほどが横に並んで歩け、ランナーが走るのには十分な道幅だ。少し西に進むと、道を挟んで左手側に思南公館が見えてくる。歩道からは、ビールを片手に語らい合う客の姿がチラッと…ここもまた我慢。

最後に上海文化広場内をラン。ここには舞台を見に来た人だけでなく、デートをするカップルも多い…さっさと抜けてしまおう。陜西南路を北上すると「陜西南路」駅に戻って来る。周辺のビル群が映し出す夜景を満喫して帰宅しよう。

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プラタナスの下を颯爽と

外国人ご用達のバーやレストランが軒を連ねる衡山路エリア。衡山路や余慶路、武康路にはプラタナスがズラッと植えられており、市中心部でありながら自然の景色が楽しめるキレイな場所だ。

まずは、徐家匯公園からスタート。同園の敷地面積は約8万4700平米を誇り、人工湖やバスケットコートなどがある。また今年から24時間開放されるなど、市民の憩いの場として親しまれている。園内にはあちこちで踊っているおじさんおばさんの姿があるものの、ダンサー(?)だけでなくランナーの姿も見掛ける。場所柄か中国人のみならず、外国人も多数おり、筋肉隆々の男性や、華奢な身体で長髪を風になびかせる女性の姿も。中央辺りには湖があるため足元に気を付けるべし。公園内でウォーミングアップをして身体を温めたら、武康路・安福路を目指す。

 レストランから漏れる明かり

衡山路沿いのレストランからはディナーを楽しむ笑い声が聞こえてくる…だが、ここは食欲よりも運動欲、店内から漏れる明かりが演出する夜景を堪能し我慢。衡山路から余慶路に入り北上しよう。この通りは閑静な住宅地だが、街灯があるため女性1人でも心細くない。

約750㍍ある余慶路を抜けると、淮海中路沿いには武康大楼がドドーンと待ち構える。この建物を横目に見ながら武康路をさらに北へ進む。昼間は多くの人で賑わうエリアだが、夜は店がすでに閉まっているところも多く静かで、スイスイと進める。それから安福路に曲がると、飲食店で盛り上がる客の笑い声がツラい身体に響いてくる…ここで夕食にするか、最後の力を振り絞り、1・7号線「常熟路」駅まで駆け抜けて、自宅で食事を取るのかはあなた次第。

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日本人クラブが塘橋を走る

最後は、上海の日本人ランニングクラブ「TARC(チームアジア上海ランナーズクラブ)」オススメのコースを紹介。同クラブは毎週木曜の夜に集まって、夜景を楽しむことを目的に浦東新区の塘橋エリアを走っていると言う。

夜に運動すると眠れなくなってしまうのでは?と疑問に思う人がいるかもしれないが、運動後においしく食事を取れるような軽度の運動であれば、むしろぐっすり眠りに就けるのだとか。また彼らは、ランニング後に飲みに行く機会も多いとか…運動の消費カロリーはプラスマイナスゼロ!?

 闇夜で輝きを放つ南浦大橋

まずは 、4号線「塘橋」駅と6号線「上海児童医学中心」駅近くにある南浦広場公園から出発。園内の歩道1周約500㍍で身体を慣らしてから一般道に出る。龍陽路から世博大道へ進むと、右手側には南浦大橋がお出迎え。浦東と浦西を結ぶこの橋は、夜になるとライトアップされ、往来する自動車のライトも相まって都会的な幻想空間を作り出す。世博大道は広々とした遊歩道で、黄浦江沿いをゆったりと走ることができる。体力に自信があり、中華芸術宮の景色を見たいなら、さらに南へ進み上海万博跡地まで走るのも◎。闇夜に浮かぶその真っ赤な建物を望むことができる。

頃合いを見て世博大道をUターンし、南浦広場公園まで戻ったら、さあお待ちかね、ビールでのどを潤そう!

 

~上海ジャピオン2017年7月7日発行号

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