上海ジャピオンの特集 記事

新旧対決! カルフール(家楽福)と盒馬鮮生どっちが便利!?

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盒馬鮮生の本陣は宅配

ママ「お店の規模や歴史でいえば、カルフールの方がずっと大きいし長いわよね~。上海市で18店舗、全国では250店舗もあるのよ。」

パパ「そ…それはそうだな、まあ盒馬鮮生はできて間もないスーパーだし、そもそも、店舗に来るお客さんより宅配サービス利用が多いから、頑張って店舗を増やす必要もないんだよ。」

ママ「〝スーパーから3㌔以内の場所には、最速30分でお届け〟とかいうアレでしょ~?確かに便利よねぇ。カルフールもネットスーパーあるけど、ママはやっぱりお店に足を運んでアレコレ見て回るのが好きだわ。」

パパ「とは言っても、重たいものを持って帰る時など、デリバリーは重宝するじゃろ。どれママのスマホにも、盒馬鮮生のアプリをダウンロードしてやるかのぉ、フォッフォッフォ…。」

 

カルフールがハイテク化?

パパ「盒馬鮮生はあの「阿里巴巴集団(アリババ・グループ)」が手掛ける店だから、次々と新しいサービスを仕掛けよる。同店のサイトを覗いてみると、薬のコーナーができておったから、もうすぐ薬の宅配もするようになるんじゃろう。」

ママ「そう言えば最近、「テンセント(騰訊)」がカルフールに出資するっていうニュースを見たわよ。」

パパ「何と…!あの「WeChat(微信)」を運営する企業がカルフールと提携とな。微信支付と、アリババの支付宝は電子マネー業界で火花を散らす関係じゃから、これは、今後の展開が楽しみだなぁ。」

ママ「よくわからないけど、カルフールもネットやIT方面に力を入れていくってこと?ハイテク技術なんて、ママ使いこなせるかしら…。」

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海鮮がウリな盒馬鮮生へ

ママ「実はママ、まだ盒馬鮮生に行ったことがないの。パパ連れて行ってくれない?」

パパ「よし。ではパパが張り切って、ママをご案内しよう。」

パパ「盒馬鮮生は、海鮮類が充実してることがウリ。ほら、あそこの水槽にロブスターやカニ、牡蠣、ヒラメなどが生きたまま売られておる。頼めば切り分けたり、調理したりしてもらえるぞ。隣にイートインコーナーがあるじゃろ、あそこで食べることもできる。」

ママ「カエルがいないじゃない。」

パパ「何ですと?」

ママ「カルフールだと、カエルやスッポンも売ってるわよ。その場で捌いてもらえるかは聞いたことないからわからないけど。」

パパ「…。」

ママ「トリの脚はあるかしら? その辺りの、ローカルな食材も置いてないと、中国のスーパーとしてはノンノンよ!」

パパ「フォ…フォフォ。」

 

 ローカル食材はカルフール

ママ「でも肉類や野菜もキレイにパッケージに入れて売られていて、買いやすいわ。カルフールだと野菜や穀物は量り売りだから、いちいち値段のシールを貼ってもらわないとダメなのよね。」

パパ「そうじゃろ。あと、パンやケーキは作り立てのオリジナル商品が売られておるぞ。」

ママ「あら、刺身醤油やめんつゆも置いてあるじゃな~い。」

パパ「ほれ、納豆もあるぞ。生で食べられる卵も売っているし、輸入食品や高級食材も充実じゃ。」

ママ「生食可の卵はカルフールにもあるわ。輸入食品もあるにはあるんだけど、大手メーカーじゃないものばかりなのがちょっと欠点ね…。」

ママ「グルッと見て回った限り、八角みたいな中華調味料やお惣菜が少ない印象。本格的な中華を作ろうと思ったら、やっぱりカルフールにGOね。」

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空飛ぶバッグの正体は?

ママ「ところで、盒馬鮮生の天井にある長~いレーンは何かしら?」

パパ「よくぞ聞いてくださいました。これはね…。」

ママ「買い物バッグが流れてきた! どこかへ運ばれていくわ。」

パパ「そうそう。あんな風に、デリバリーで注文が入った商品を、店員がバッグに入れてレーンに流し、スタッフに届けているのじゃ。」

ママ「ふーん。デリバリーの注文でも、バッグヤードからじゃなくて、陳列棚から商品を取るの?」

パパ「その通り。だから、余計な在庫や場所を取らずに済むって仕組みのようだ。」

パパ「ふふん、さすがにカルフールは、こんな風にちょっとエンターテイメント性のあるシステムはないじゃろう。」

ママ「何言ってるのよ、あるわよ! エスカレーターに乗ったら、ママの隣を、お菓子とか、ハンガーとか、色んな商品が通り過ぎて行くの。あれ、思わず手を伸ばしちゃうのよね~。」

パパ「それは、商品じゃなくて人がレーンで動いとるんじゃろ…。」

 

活気のあるスーパー作り

ママ「あら何だか、いい匂いがするわ。」

パパ「店内奥のイートインスペースでは、牡蠣などの海鮮や寿司、串焼きなんかを売っておるぞ。支払いを済ませれば、その場で食べてもOKじゃ。」

ママ「うーん、でも活気に欠けるわね。呼び込みとかやらないの?」

パパ「確かに、店員はカウンター奥に立っているだけじゃのう。」

ママ「そう言えば以前カルフールで、掃除道具の実演販売をしていたお兄さん、話術がすごかったわねぇ。思わず買っちゃったわ。」

ママ「あ、そうだ! 彼と、あの商品ディスプレイが上手なおばちゃん店員さんも連れてくればいいじゃない。マネキン置いたりして、きっとここも華やかになるわね! ママ、グッドアイデア~。」

パパ「…。」

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タッチパネルでセルフ決済

パパ「見て見てママ、これが盒馬鮮生のレジカウンターだよ。」

ママ「タッチパネルの機械しかないじゃない、これでどうやってお金を払うのよ?」

パパ「それはだな、まずこの右下にあるバーコード読み取り部分に商品をかざすじゃろ、そうすると、買った商品がパネルに表示される。」

ママ「あらほんと。」

パパ「最後に自分のスマホのアプリ「盒馬鮮生」を開き、支払い用QRコードをかざして決済すれば完了というわけじゃ。」

ママ「すご~い、すぐ終わるわ。これならカルフールみたいにレジに行列ができることもないのね。」

パパ「な、簡単じゃろ。ママもやってみなされ。」

ママ「あらっ、同じ商品を2回スキャンしちゃったわ、どうやって取り消すのかしら、オロオロ…。」

パパ「ママは機械オンチだね。隣を見なされ、高齢のおじいちゃんでも使いこなしとるぞ。」

ママ「よそ様のことはいいのよ!」

 

 防犯対策は大丈夫?

ママ「んも~、ママはニコニコ現金払いがいいの、現金は使えないの?」

パパ「…あの隅っこにあるカウンターに持っていけば、使えるぞ。」

ママ「まったく、カルフールなら現金はもちろん、銀行カードやクレジットカード、支付宝、微信支付まで何でもOKなんだから!」

パパ「行ってしまった…。ママには、新しいシステムを楽しむ遊び心は、ないんかのう(泣)。」

ママ「やっと終わったわぁ。レシートくれなかったんだけど、これだと万引きを疑われても、買ったことが証明できないわね。」

パパ「う~む、確かに。ここはカルフールと違って入退場のゲートもないし、警備員のチェックも甘いから、防犯対策はもう少ししっかりした方がいいかもしれないね。」

 

~上海ジャピオン2018年3月16日発行号

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