始めるわよ! 湿気対策

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上海の梅雨は6月半ばから
湿気じめじめが約1カ月

 最近は夏が近づいて、じめじめしだしたわね。
玉置さんと青田さんとマスコミの関係もじめっとしているみたいだし、
6月ってやっぱりじめじめする時期なのかしら。
山あれば谷あり、晴れあれば雨あり。
上海ももうすぐ梅雨入り。
梅雨といえば湿気よ。 
 上海の梅雨は、大概6月半ばまでにスタートするのが例年の流れね。
ちなみに2009年は6月15日、08年は6月7日に梅雨入りしてるわ。
梅雨明けまでは20~30日くらいと、約1カ月も続くの。
 そうなると困るのは湿気よ。
洗濯は乾きにくいから息子と旦那の洗濯物はたまっちゃうし、
お布団はなかなか干せないから、湿気を吸って重くなって肌触りもじめっとしちゃうし、
それに食べ物の足がはやくなっちゃうのよね。冷蔵庫にいれておいてもカビは忍び寄ってくるわ。
5月のちょっと雨の多かった時でさえ、
オクラのおひたし作ろうと思って有機の1パック15元の高いやつ買ったのに、
忘れていたらあっという間に白カビがふさふさに生えてしまったわ。
その上、ひどい場合は壁にもカビが生えるのよ! 

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平均湿度は70~90%
室内は湿気対策を

 だから、6月は絶対に湿気の相談が増えると思って、
もう先に調べて、お知らせすることにしたわ。
 まずは右の表を見てちょうだい。08年と09年の梅雨期間中の湿度データよ。
去年はちょっとイレギュラーな梅雨で雨が少なかったけど、
どちらも平均湿度が70~90%で推移しているでしょ。
湿度って温度によって感じ方が変わるんだけど、
なんにしろ快適に感じるのは40~60%だそうよ。
つまり梅雨の間中はず~っと、湿気のじめじめ不快指数圏内ってワケ。
外はどうしようもないけど、室内はこのくらいの湿度になるようにしたらいいってことよね。
 それじゃ、次ページからは家の中の場所別湿気対策をレクチャーするわね。

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一に換気、二に換気
 
 広い部屋も狭い部屋も、梅雨の時期はじめじめしちゃうわよね。
リビングや寝室みたいに広いスペースも、一番の対策は「換気」よ。
基本的に、家の外より中の方が湿度は高いの。
だから風通しをよくしたら、湿気はこもらないわ。
家庭と一緒よね。
ただ、雨の日は外の湿度が高いから、窓は開けないことね。
 湿度ってね、温度が上がると下がって、温度が下がると上がるものだそうよ。
だから、上海で湿度が最低になるのは、晴れまたは曇りなら15時~16時頃なの。
ちなみに、最高湿度は夜明け前が多いわ。
上海の路地裏で、
午前中からお昼過ぎまでお洗濯物やお布団を干しているのが合理的だって分かるわね。
 でも、前日が雨なら、翌日にお布団干すのはぜ~~ったいダメ! 
地面の水分が蒸発するから、余計に湿っちゃうのよ。

湿気の影響がでやすいのは

 マンションだったら、1階と最上階に湿気の影響が出やすいわ。
1階は最も地面に近いわけだから、地面の水蒸気が昇ってきやすいの。
最上階は天井に直接雨があたっちゃうでしょ。
 できることは、梅雨に入る前に家の中の湿気を減らしておくこと! 
お布団や家具も干しておけたらベストよ。
衣替えも梅雨前に終わらせて、
着ない服は乾燥剤と一緒に箱に入れて開けないようにしてね。
 湿気の影響が出るのはモノだけじゃないわ。
壁も、湿気でカビたりするの! 
もし壁がカビたら、少しだけなら除菌洗剤でゴシゴシすると取れることが多いわ。
でも、大きく広がったら、壁の内側も侵食している可能性が高いの。
この場合は業者にお願いするしかないわね。
そうならないように、普段から換気するの早めの対策が肝心ね。

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バスルームの湿気対策

 この間、18歳の息子がなんと彼女を連れてきたのよ。
で、私に言うわけ。
「なんだかじめっとしていますね…」
コムスメ何を言うかと思ったんだけど、原因はすぐに分かったわ。
風呂好きの旦那が湯船に浸かった後、お湯を抜いてなかったのよ。
彼女には「ごめんなさいね~(怒)」とだけ言って、
息子を睨みつけちゃったわ。
 でも、バスルームってやっぱり湿気の温床なのよね。
駐在員のお宅は特に、バスルームが2つあったりするでしょう。
日本人だったら毎日湯船に浸かるっていう人が多いと思うけど、
毎日ちゃんと抜いてるかしら? 
冬~春の乾燥してる時期は影響が少ないけど、
これからの梅雨の時期、日がな一日溜めっぱなしなんてもってのほかよ。
 
もうひとつの落とし穴

 バスルームの湿気の影響はバスルームのみにあらずなの。
もし、バスルームとクローゼットが背中合わせなんて場合は、
服の保管にも注意が必要よ。
 何を隠そう、私の家が正にそう。
今の家に引っ越して最初の梅雨はそこに気づかなくって、
大事にとっておいたウエディングドレスがカビちゃったのよ!! 
慌ててクリーニング店に駆け込んだら
「多分落ちますよ。通常料金です」ってことで、九死に一生を得たの。
もう着ることはないかもしれないけど、大事な思い出だもの。
この間取りだと必ず湿気がたまるというわけではないけど、
対策するに越したことはないわね。
 それから、除湿剤をすぐ準備。
最近は種類が増えたのよ。
スーパーの洗剤コーナーの近くに大抵あるわ。
あとは吸湿の様子をコマメに見ておけば、対策完了ね。

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ベランダの湿気がカーテンに

 ベランダでタバコを吸っていた旦那が部屋に戻るなり
「おい、カーテンにカビが生えてるみたいだぞ」って。
もうっ、他人事みたいに言わないで!
 それは東側の寝室の遮光カーテンだったの。
上海の雨は、東~東南方向から降るから、東側の窓は湿気やすいのよね。
確かにカーテンの裏側の方の下部分に黒い点がポツポツ。
幸い少しだったから、洗濯洗剤で手荒してみると落ちてくれたわ。
それからは、窓の桟に溜まる雨を拭取って、
晴れの日には窓を開けて湿気を取るようにしたら、カビは生えなくなったわ。
 友人の中には、白いカーテンにカビが生えたから漂白剤につけたなんてツワモノもいたけど、
このワザは捨てる覚悟でするべきね。
捨てたくない場合はクリーニング店に相談してみるといいわね。

見逃しがちな密接地帯

 カーテン問題は解決したけど、ちょっと待って! 
カーテンがカビるなんてめったにないのよ。
そのカーテンがカビるほど湿気ていたということは、窓際の家具も要チェックよ。
 実は家具の裏側も湿気のたまりやすいポイントなの。
換気してないお家だと、タンスの裏や、ベッドの下側にカビが! 
なんてことも珍しくないわ。
 これを出来る限り防ぐのは、やっぱり換気なの。
家具と壁がぴったりくっついていたりしないかしら? 
家具の背中と壁の間に10㌢くらいのスキ間を作ってあげれば、
通気がよくなって湿気の影響を受けにくくなるわ。
あとは、クローゼットの下やベッドの下に除湿剤や乾燥剤を置くこと。
家庭のスキマ風は問題だけど、換気のためのスキマ風はとっても大事よ! 
これで湿気対策は万全ね。

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~上海ジャピオン6月11日号より

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