屋外プールで選ぶ 近郊リゾート

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異国情緒あふれるリゾート
部屋から直接プールへ

 地中海を意識した異国情緒あふれる建物をぐるりと囲むのは、3400平方㍍の屋外プール。
そのプールに1階の部屋のテラスからは直接入れる。
夢のようなリゾートの形を実現させたホテルが、「オリエンタル ソフィテル上海」だ。
 2009年3月にオープンした同ホテルは、夏、多くのエグゼクティブで賑わう。
もちろん、1番人気は1階のデラックスルーム。
ドアノブに手を掛け、客室のドアを開けた瞬間に、目に飛び込んで来る、テラス越しのプール。
水着に着替えるのも忘れ、そのまま飛び込みたくなること請け合いだ。
その青く澄んだ水の感触を肌で感じつつ、カクテルやフルーツを頼んで、テラスでゆったりと寛ぎたい。
 同ホテルのもう1つの魅力は、福建省のビーチから運んだ砂で作った人工ビーチ。
手入れが行き届いたサラサラの砂浜を、裸足でギュッと踏みしめれば、
海水浴場さながらの気分が味わえるはず。
子どもと一緒に砂のお城を作って、ひと夏の思い出を作ってもいいかも。
 プールでひと遊びしたら、夕食ビュッフェでエネルギーをチャージしよう。
洋食や和食を始め、ケーキなどのデザートが、心身ともに癒してくれるはず。
 最後は、各部屋にあるロクシタンのアメニティで優雅なバスタイムといこう。
お風呂上りに優しい肌触りのバスローブを羽織れば、リゾート感満点だ。

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山々と湖に囲まれたホテル
週末の家族サービスに最適

 小高い山々と湖に囲まれ、その湖がそのまま続いているかのような開放感いっぱいのプール。
そこにプカプカ浮かんでいるだけで癒されそうなリゾートホテルが、
ここ「ル・メリディアン?山」だ。
 同ホテルは、2005年にオープンして以来、
多くの家族連れやカップルに親しまれている。
彼らの目的はもちろん、ホテル横に広がる広さ約300平方㍍の屋外プールだ。
欧米人の利用も多く、まるで海外リゾートのよう。
家族利用なら、プールで子どもと戯れるもよし、ウォーキングでダイエットするもよし、
思い思いに過ごしたい。
 ひと泳ぎしたら、レイクサイドの人工ビーチへ。
ベトナムから運んだという白砂のビーチでは、子ども向けに、
砂遊びグッズを1時間30元で貸し出し中。
子どもが砂遊びに夢中になっている間は、大人はビーチバレーで汗すのもよい。
その汗は、再びプールで流してしまおう。
昼は青空、夜は星空を眺めながら、屋外タイムを満喫しよう。
 遊び疲れた夜は、全てのゲストルームに設けられたバルコニーで、
周囲の山や湖を眺めながら読書もいいだろう。
自然エネルギーを全身に吸収できるかも。ただし、蚊よけを忘れずに。
 翌日は、近くの遊園地「ハッピーバレー(歓楽谷)」に寄って帰りたい。
子どもたちからの評価もグーンと上がるはずだ。

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古代の城壁と庭園に囲まれて
大人向けの蘇州リゾート

 古代中国のお城を思わせる壮大な建物の真ん中には、なんと約300平方㍍の屋外プール。
その中にいるだけで、歴史の偉大さが伝わってきそうな「パン パシフィック蘇州」は、
国内外の多くの観光客から支持されている。
 その魅力は、ホテルのエントランスへと続く、高い城壁を見れば一目瞭然。
この城壁は、紀元前500年頃に、敵の進入を防ぐために築かれた
「盤門(パンメン)」という門をモチーフに作られたものだ。
それだけに、城壁内に入ると、誰かに守られているような安堵感に包まれる。
 その場内で、ひときわ存在感を放つのが、屋外プールだ。
プールに入るなら、建物のライトアップが始まる夕暮れ時がベスト。
城郭がライトアップされ、幻想的な雰囲気となる。
プールにあるドリンクバーで、サンセットカクテルを飲みながら、のんびりおしゃべりして過ごしたい。
 泳ぎ疲れた身体を癒すなら、新楼2階の江南風ミニ庭園付きの部屋に宿泊がオススメ。
蘇州の庭園文化と優しい緑を肌で体感できるはずだ。
 ミニ庭園付きの部屋を満喫したら、最後はふわふわのベッドへダ~イブ。
もしかしたら、夢の中で、本物の古代中国に遊びにいけるかも。
この夏は、古代中国にタイムスリップしてみよう。

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政府公認の杭州リゾート
日々のリフレッシュに友人と

 都会で生活する人にとって、自然の中に身を置くことは、今や贅沢のひとつ。
たまにはその自然を求めて、遠出するのもいいのでは? 
オススメは、約1000平方㍍の広大な屋外プールを持つ杭州リゾート「杭州云栖海航度假酒店」だ。
 杭州市内から車で約15分。
緑一色の小高い山に包まれるように、大小様々な建物が点在する。
仲間うちで一緒に宿泊するなら、もちろんプール横の1棟をセレクトしたい。
 ゲストルームに荷物を下ろしたら、眼下に広がるプールへ向かおう。
体力が有り余る昼下がりは、プールサイドに備え付けてあるバスケットゴールで、
水上バスケットをしてもいいだろう。
このプールの水は、24時間浄水されているため、うっかり飲んでしまっても大丈夫。
ボールは、1人あたり1時間、昼は15元、夜は25元でレンタルしている。
 日が落ちて涼しくなってきたら、バーベキューの時間だ。
ここでは、プールサイドでバーベキューを楽しめる。
山を臨むロケーションに席をとれば、プールサイドからきれいな星空も一緒に楽しむことができるかも。
食後は、もうひと泳ぎして、食べた分を消化してから床に就こう。
 都会の喧騒を忘れて、しばし大人だけの優雅な時間を過したい。

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本場の海で海水浴
家族で訪れたい海辺ホテル

 リゾートホテルの屋外プールもいいけど、夏はやっぱり海水浴でしょ! 
という人は、金山区にあるホテル「上海濱海皇家金熙大酒店」へ。
 2008年にオープンした同ホテルは、
「金山ビーチ(城市沙灘)」まで徒歩1分という便利さがウリ。
海水浴シーズンになると、潮の香りに釣られて集まる旅行客で、どっと賑わう。
 この金山ビーチは、約2㌔の海岸線沿いを、約2万平方キロ㍍に渡って開発し、
長江からの河水は一切入らないように仕切られている。
海水は専用の浄水器で常に浄化されているため安全とのこと。
ビーチには、トイレやシャワー、更衣室もあるが、ホテルまで50㍍の距離なので、
その都度ホテルに戻る方が確実だ。
 ホテルにチェックインしたら、早速水着に着替えてビーチへと繰り出そう。
まずは、海に飛び込み全身で海を感じ、
海ならではのマリンスポーツを子どもと一緒に体験してもいいだろう。
マリンモーターやヨットなど、10種目を越えるスポーツが用意されている。
 夕焼けまで遊び倒したら、ホテルへ帰宅。
部屋から海を眺めつつ、家族と昼間の思い出に浸りたい。

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~上海ジャピオン7月9日号より

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