中華接待の備忘録
中華接待の備忘録~糍粑
日本人が食べやすい餅日本の昔ながらの伝統食・餅。中国南方でも「糍粑」という名でよく食されており、江南料理店「靓灶大院」では紅糖を使った「紅糖糍粑」(29元)として、多くの客に愛されている。「糍粑」はモチ米に加え、…
中華接待の備忘録~空心大麻球
南方料理の芸術軽食 見た目のインパクトが強い、巨大風船型ゴマ団子「空心大麻球」。江南料理店「靓灶大院」では、一般的なサイズより一回り大きい「超級大麻球」(32元)として提供している。中国では揚子…
中華接待の備忘録~咕噜肉五柳炸海鴨蛋
広東料理のアレンジ品「咕噜肉五柳炸海鴨蛋」は、広西省に隣接する広東省の料理「咕噜肉」をアレンジした酢豚。広西省の海辺などに生息するウミガモの玉子を溶いてから揚げ、色の異なる食材5種や豚肉と炒める。甘酸っぱいソースが…
中華接待の備忘録~茘浦芋頭煲
貢ぎ物だった名産イモ風光明媚な広西省桂林市の県級市・茘浦市。その恵み豊かな土地で生産される茘浦芋を甘辛く煮付けたのが「茘浦芋頭煲」だ。広西料理店「桂小厨広西菜」では、角切りの豚肉を香辛料などと煮て、土鍋に入れて熱々の状態…
中華接待の備忘録~螺蛳粉
旨味が凝縮したスープ中国ではごく一般的に食べられるタニシ。中でもこの「螺蛳粉(タニシビーフン)」は、広西省の人気小吃に数えられる。これは、スープの中にタニシのエキスがとけ込み、同省桂林市の「桂林米粉」と同じライス…
中華接待の備忘録~九制話梅醤鶏
酒かす入り甘めの料理梅の甘酸っぱいソースがやみつきになる「九制話梅醤鶏(梅ソースの鶏煮込み)」(29元/約2人前)。浙江省蘇州・無錫市で生産・加工された鶏肉を、砂糖や塩などで漬けた干し梅ソースで煮込んだ料理だ。鶏肉…
中華接待の備忘録~太湖三白羹
太湖で獲れる〝海の幸〟「太湖三白羹」は、江蘇料理の代表格の1つ。トロトロスープは見た目が白く輝き、あっさりとした塩味で、朝晩は少し冷え込む今の時期にピッタリの一品だ。上海市に隣接する浙江省。省都・蘇州…
中華接待の備忘録~姑蘇紅湯麺
甘口醤油タレの蘇州麺赤く輝くスープに、白く存在感を放つ麺。「姑蘇紅湯麺」は江蘇省蘇州市でよく食べられ、甘口の濃厚赤醤油を使ったスープが特長だ。麺は蘇州麺特有の極細ストレートで、スルスルッとのどを通りぬけていく。…
中華接待の備忘録~貴州五香驢肉
珍しいロバ肉を食す「天上龍肉、地上驢肉(天には龍の肉が、地上にはロバの肉がある)」。中国にはこういう表現があり、ロバ肉を栄養価の高いものとして扱っている。ロバ肉は主に魯菜(山東料理)に分類されるが、貴州省でも食さ…
中華接待の備忘録~遵義黄粑
三国時代に生まれた小吃全国に様々な小吃(軽食)がある中、貴州省では「黄粑(ファンバァ)」が有名だ。この「黄粑」は、遵義市名産のアワとうるち米をこねて、砂糖で甘く味付けし、蒸すか揚げていただく。蒸す場合は、ちまきの…