市帰省の親子がコロナ感染 濃厚接触者1人も無症状感染

上海市では12月2日(木)、新型コロナウイルス感染症の市中感染者2人が確認されたことがわかった。

市衛生健康委員会によるとこの2人は親子で、浦東新区花木街道の居住区で生活。母親である女性は11月末、2カ月ぶりに市に帰省していた。その後体調不良を訴え、12月1日(水)夜、娘と仁済医院浦東院区発熱外来を受診して、翌日明朝に親子ともに感染が確認された。なお、11月末に同区や青浦区で発見された感染例との関連はないという。また3日(金)には、この親子の濃厚接触者で隔離されていたうちの1人が、同感染症の無症状感染者であることも判明。

さらに、この無症状感染者の発見により閉鎖された楊浦区橡樹湾居住区では、住民全員のPCR検査が実施。ほか、ここから1㌔ほど離れた上海音楽学院実験学校でも閉鎖管理が実施された。(12月4日)

 

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2021年12月10日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP