嘉定区で古墓発掘 明代貴族のものか

 嘉定区の工事現場で6月8日(金)、明代の古墓が発掘された。市文物管理委員会は11日(月)、調査の結果、埋葬されていた人物が貴族の李氏のものである可能性が極めて高いとの見方を示した。
 同墓からは、副葬品とみられる帯、冠、指輪などの装飾品なども発見されている。専門家によれば、同墓の様式は、近年の上海では比較的珍しく、学術的価値が高い。関係者からは、この発見が今後の明代史の解明に大いに貢献するのではないかとの期待が集まっている。
(6月12日)

~上海ジャピオン6月15日発行号より

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