中国鉄道省運輸局は４月４日（水）、公式サイト（www.12306.com）上で、〝同サイト
は中国鉄道チケットを取り扱う唯一のウェブサイトであり、いかなる業者にも代理
販売を委託しない〟と告知し、大手旅行予約サイト「Ｃｔｒｉｐ」など、手数料を取り、
チケットの代理販売を行っていたサイトの多くが、業務を停止している。
国家規定によると、鉄道チケットの販売に関し、国の定める価格以外の費用の徴収
を禁止。
これに対し、上海の復旦大学教授は、航空業では代理販売は日常的に行われて
おり、鉄道部門のチケット販売独占は、観光業界の発展にとってマイナスとなると
指摘している。
（４月24日）

～上海ジャピオン０４月２７日号