「第25回世界エイズデー」である12月1日(土)、
上海市の人民広場では、
小学生がストリート・ダンスなどを交えて
エイズ患者への偏見撲滅などを訴える
〝フラッシュ・モブ〟が行われ、周囲の関心を引いた。
同活動は市黄浦区エイズ防止工作委員会主催によるもので、
同区の青年ボランティアなどが協力した。
また、11月30日(金)、市エイズ防止委員会は、
市における今年1月1日(日)~11月20日(火)までの
HIV(エイズウイルス)感染者が、
昨年同期比で14・3%増となる1479例であることを発表。
うち727例がすでに発症し、死亡は134例だった。
市では、感染者数は緩やかな上昇傾向にあり、
男性の感染率と発症率が、
それぞれ全体の90・7%、87・3%を占める。
なお、市では新生児の感染はみられなかった。
(12月2日)
~上海ジャピオン2012年12月7日号