ゆらぐ国産食品への信頼 粉ミルク輸入価格が高騰

上海税関の最新の統計によると、2010年1月~7月の粉ミルクの累計輸入量は3・7万㌧で、
昨年同期比で41%増加。
輸入平均価格は1㌧あたり3129・5㌦で、昨年同期より32・5%上昇している。
輸入増の背景には、メラミンが混入した粉ミルクが、年初に再度出回るなど、
国内産の粉ミルクに対する不安があると見られる。
日刊紙「晨報」がこのたび行ったアンケートでは、41%の人が日常的に輸入粉ミルクを購入すると回答。
また、湖北省で国産粉ミルクを飲んだ赤ちゃんにホルモン異常が見られたとする8月の報道を受け、
63%の人が粉ミルク以外の国産食品の安全にも、不安を感じるとしている。
(8月22日)

~上海ジャピオン8月27日号より

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