違法薬品販売組織を摘発 5年で9000万元の売上

 4月17日(火)付の上海紙「東方早報」は、市食品薬品監督管理局が、違法な薬品を販売していた組織を摘発したと報じた。この組織による違法薬品の売上高は5年間で約9000万元に上るという。
 違法薬品は、期限切れとなったり、包装を取り換えたりした薬品。安徽省や浙江省など中国各地で販売していた。これまでに組織の18人を摘発したが、上海市では数百人が違法薬品の販売に関与しているという。
 同局はこのほか、中国で増えているインターネットを使った薬品販売にも注意を促した。ネット上で薬品販売を手掛ける業者のうち、販売店舗を持たない業者が扱う薬品の半分が違法の疑いがあるという。
(4月17日)

~上海ジャピオン4月20日発行号より

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