新天地の外資ホテル2件 金融危機で建設工事中断

2006年より新天地付近にて建設が進められてきた、ドバイの〝7ツ星〟ホテル「バージュ・アル・アラブ」系列の「ジュメイラホテル」と、ヒルトンホテル系列の「コンラッドホテル」が、世界的な金融危機の煽りを受け、ともに建設工事を中断していたことが分かった。
 「ジュメイラホテル」は中国市場参入時から注目を浴びており、08年10月の開業後は宿泊費1泊400㌦で上海最高となる見込みだった。
しかしプロジェクトチームは既に解散しており、建設再開の目処も立っていない。業界関係者の話によると、投資側の米資本が金融危機の影響を受けたことが大きいという。
 また、「コンラッドホテル」の開業も、2010年以降にずれ込むと見られている。
(2月12日)

~上海ジャピオン2月20日 発行号より

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP