上海市徐匯区の龍華殯儀館で２月８日（土）、宝山区の「上海環震包装制品公司」の倉庫で４日（火）に発生した火災で殉職した消防士の男性２人の葬儀が行われ、市政府の役員や関係者、親族が多数参列した。

男性２人は１９９０年代生まれの23歳と19歳。火災発生当日、２人が所属する消防隊は最初に現場に入ったが、建物内部で消火活動を行っている最中、梁と天井板が落ち、２人が下敷きになり救助の甲斐なくそのまま死亡した。

公安局によると、この５年で、全国の消防士の殉職者は１４４人に上るという。（２月９日）

～上海ジャピオン２０１４年２月１４日号