子ども用衣類や玩具に不合格 市販品の問題が年々上昇増加に

上海市工商行政管理局は5月28日(木)、市内で販売されている子ども用品計246品を対象とした抜き取り検査の結果を発表。これによると、不合格率が23・2%であることがわかった。

検査対象となったのは、子ども用の服や靴、自転車、玩具の4項目で、「上海梅龍鎮伊勢丹」や「久光百貨」、「カルフール」など、市内ショッピングセンターやスーパーなどで販売されている商品。

同局によると、2012年の玩具の不合格率は22%で、13年は30%、15年は36%と年々上昇の傾向にあり、警告表示や部品、プラスチックフィルムにおける問題が目立った。

また、市品質技術監督局は近日、市内とインターネット上で販売されている子ども服や玩具、子ども用家具など9項目の商品256品を対象に抜き取り検査をしたところ、47品が不合格となった。

このほか、復旦大学付属小児科が30日(土)に発表した統計資料によると、市では夜尿症の罹患率が高く、5歳児の約16%、7歳児の10%が夜尿症を患っているという。(5月30日)

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(写真は新華ネットより)

 

~上海ジャピオン2015年6月5日号

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