上海市政府は、「全国民国防教育日」にあたる９月19日（土）、市民の防災意識を高めるため、
市内全域で防災警報テスト及び避難訓練を実施することを明らかにした。
　当日は、浦東空港と虹橋空港周辺を除く市内全域で、11時40分から12時３分まで実施する。
初めの３分は避難警報、最後の３分は解除警報を鳴らす予定。
火災やビル倒壊などの非常事態を想定し、指導員の引率のもと付近の住民や学生が避難訓練を行う。
約20万人が参加する見込み。
　同警報は、空襲時に発動される防空警報を利用したもので、
同設備を利用しての防災警報のテストは今回が初。
また、テレビやラジオ、携帯メールでも防災警報を発信する。
（９月13日）

～上海ジャピオン９月１８日号より