大自然を抜け、天空に向かう旅へ

西寧・世界一の鉄道・チベット5泊6日間

　草木が芽生え、たくさんの命が目覚める春。
〝天空列車〟と呼ばれる青蔵鉄道に乗って、自然豊かな青蔵高原の春を感じる旅がここに！
　西寧からラサへの１９５６㌔の鉄道の旅では、連なる山脈や広大な高原、揚子江河流など、めまぐるしく変化していく壮大な自然を間近で楽しめる。
最高海抜５０７２㍍にあるタングラ駅は、世界一高い地点に位置する鉄道駅とされ、プラットホームからはグラタンドン雪山の美しい姿を一望可能だ。
清々しい高原の息吹を感じつつ、雪山をバックに記念写真を撮るのを忘れずに。
　ラサ到着後、ポタラ宮や、大昭寺、セラ寺などチベットを代表する宮殿・寺院を訪れる。
中でも、ラサ北西の標高３７００㍍に位置するマルポリ(赤い山)の丘に建てられたポタラ宮は、伝統的なチベット様式の影響を受け、政治・宗教の中心としてその役割を果たしてきた。
威厳に満ち、迫力ある姿は、その当時の権力を物語るかのようだ。

　
　また、異郷でいつもと違う食事を楽しむのも旅の醍醐味。
ヤクや羊、ヤギなど高原地帯ならではのチベット料理を味わいながら民族舞踊を鑑賞すれば、目もお腹もチベットで〝満腹〟となること請け合いだ。
　労働節休暇は、天の恵みを存分に受けた大地でリフレッシュしよう！

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～上海ジャピオン３月２０日 発行号より