ネットIDカード技術公開 全国で600万枚を発行済

上海市浦東新区の「国際展覧中心」で11月4日(火)から開催されている「第16回中国国際工業博覧会」の席上で、市公安部第三研究所はネット識別システム「ネット身分証(eID)」の技術を公開した。
ネット身分証は、従来の居民身分証と異なり、銀行キャッシュカードのICチップに個人情報を登録するもの。カードリーダーやスマートフォンで読み取ると、氏名や住所、電話番号、身分証ナンバーなどの個人情報が表示され、ネットショッピングの利用や、物流・配送状況が一目で確認できる。
同研究所によると、eIDを組み込んだ中国工商銀行のICカードを、すでに全国で600万枚試験的に発行しているという。(11月8日)

~上海ジャピオン2014年11月14日号

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