ジャピュランガイド~渝郷人家(ユーシアンレンジア)

水で煮た辛い魚?
最近、辛いもの食べてないから、
編集長の肉禁断症状じゃないけど、
辛いもの禁断症状が出てイライラ気味だわ。
よし、こんな時は前に会社の食事会をした、
あの店に行こう。
四川料理の店だけに、名物はもちろん水煮魚。
〝水で煮た魚〟なんて、字面だけ見ると、
かなりあっさりしてそうだけど、
実際は唐辛子と山椒を入れまくった
油汁で煮てるんだから、詐欺だよね。
ここの水煮魚は、ナマズ(鯰魚)かライギョ(黒魚)か
選べるんだけど、
今回はライギョの「水煮黒魚」(48元/斤=500㌘)
にしてみた。
店名の「渝」は重慶市の略称なんだって。
重慶と言えば、『重慶森林(恋する惑星)』だよね。
ウォン・カーウァイ監督ったら、
最新作の撮影まだ終わらないみたいだけど、
公開は一体いつになるのかな~待ち遠しいな~。

辛い料理のオンパレード。ご飯と茶碗蒸しで箸休め

巨大茶碗蒸し参上
と、料理の方が先に来たわ。
巨大茶碗蒸し「全貝蒸水蛋」(28元)でかっ。
「全貝」ってわりに、
貝は上にちょこっと乗ってるだけだけど、
あっさり味でいい感じ。
インゲン豆の「米椒四季豆」(28元)
とヤマイモの「米椒山薬」(29元)
のWピリ辛炒めは、もう鉄板だわ。
さあ、ようやく水煮魚のおでまし。
うわ、もやしうまっ! 
それにラー油に浸った水餃子「鐘水餃」(6元)も来て、
雑穀入りのご飯が進むったらないね。
ふう、充電完了! 
午後からもいっちょ、仕事頑張るとするか。

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~上海ジャピオン01月20日号

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