〝紅牛〟に申請外の添加物 上海の一部スーパーで撤去

黒龍江省ハルピン食品薬品監督管理局はこの度、大手健康飲料メーカー
「レッドブル」の中国版清涼飲料水「紅牛」に関して、商品の成分表示と
中国衛生省への申請内容が著しく異なることを発表した。
これを受け、上海市内のカルフールなど、一部のスーパーでは自主的に
撤去を開始している。
調査によると、表示成分には、レモン酸やカフェインのほか、人工着色料
「タートラジン(檸檬黄)」など、申請されてない6成分を記載。
これに対し同社は、2月11日(土)、違法の添加は行っていないとし、国家
食品薬品監督検査センターによる合格報告書を提出し、反論している。
なお同飲料は2009年に、オーストリア産の商品でコカイン成分が見つ
かり、ドイツと中国台湾で一時販売停止となっている。
(2月13日)

?~上海ジャピオン02月17日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP