上海市で5月1日(日)に「上海老年総合手当制度」が施行されるに当たり、市内各サービスセンターで4月11日(月)、同制度への申し込み受付を開始した。
同制度では、65歳以上の高齢者に対し、毎月一定額の手当金を支給する。金額は年齢によって異なり、65~69歳は75元、70~79歳は150元、90~99歳は350元、100歳以上は600元が支給される。手当金は「上海市敬老カード」にチャージされ、このカードで買い物の決済や、現金の預け入れなどが行える。
また同制度の施行に伴い、公共交通機関の、70歳以上の高齢者に対する運賃無料サービスは廃止される。
~上海ジャピオン2016年04月15日発行号