盧湾区緑化管理局は、延中緑地L4区などに、50種もの果樹を植えた「秋実園」を建設する。計画では、来年から再来年にかけて、現在建設中のL4区からL5・L6区にまたがり、同園が相次いで完成する。総面積は1万平方メートルを超える予定。
植える果樹は核果やミカン、サンザシなど。区の緑化管理局は、市民が果実を摘み取ってしまうことを懸念し、比較的小さく食用とはならないものを選ぶとしている。
市林業局が昨年調査したところ、現在市区に植えられている800種の樹木の内、果樹は22種しかなかった。
担当者は、「今後果樹を植えた緑地を他の地区にも増やす意向がある。市民が植物愛護に目覚めてくれれば」と語っている。
(8月13日)
~上海ジャピオン8月18日発行号より