第17回「世界図書・著作権デー」にあたる4月23日(土)を前に、
総合情報サービスサイト「市民信箱」は、22日(金)、上海市民の読書に関する調査結果を発表した。
これにより、市民の読書量は下降傾向にあることが分かった。
同調査は、約3400人の市民を対象に実施。調査データによると、2006年との比較で、
年間読書量が5~10冊と回答した人は2%減の37%、10~30冊と答えた人が3%減の18%だった。
一方で、電子書籍の利用者は、6%増となる19%となった。
読書行動に影響を与える要因に関しては、書籍代金が高いと回答した市民が、
06年比で約30%増となる67%となった。
また市民に最も人気のある分野は、5年前に3位だった生活娯楽で、
続いて専門技術、社会科学、文芸の順だった。
(4月24日)
~上海ジャピオン4月29日号