上海市民政局は2月29日(水)、今年の年末までに、警察など8部門と協力し、
市の来歴不明の路上生活児と、父母を自称する人物に対し、DNA検査を行う
と発表した。
同検査は、DNAデータベースを構築し、誘拐情報システムと連動させ、
被誘拐児判別を目的とする。
なお同局は、昨年2965人の路上生活児を保護し、その大多数が親族に連れて
こられた地方出身者だった。
現在、同局を中心に児童の帰郷活動を実施中で、年末までに市の路上生活児ゼロ
を目指す。
(3月1日)
~上海ジャピオン03月09日号