上海春入りで30度超の日も  1日で気温が約20度急降下

上海市中心気象台は、3月7日(木)、
市の平均気温が、4日(月)以降3日間連続で
10度を上回ったことから、
4日(月)に春入りしたことを発表した。
これは例年より12日早く、
ここ5年で一番早い春入りとなった。
また9日(土)は、宝山区で30・9度となるなど、
市内各地で最高気温が30度を超える真夏日を記録。
市の基準温度となる徐家匯観測地点でも29・5度となり、
3月上旬の気温としては観測史上最高となった。
一方、10日(日)の徐家匯観測地点の最高気温は
9・9度に留まり、1日で約20度の温度差が発生。
今後も気温の急上昇急降下現象が起こると見られ、
気象台では、注意を呼びかけている。
市における高温の原因について、
気象専門家は、北東の寒気が北に偏ったうえ勢力も弱く、
暖気団が市を覆っていたためと解説している。
(3月10日)

~上海ジャピオン2013年3月15日号

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