北大西洋皆既日食が３月20日（金）に出現するのを受け、上海市では天体ファンがより完全な日食を鑑賞すべく北極へのツアーを検討するなど、盛り上がりを見せている。

市で日食が見られるのは同日午前９時46分。グリーンランド以南の大西洋沿岸地域で鑑賞が可能だが、皆既帯は北大西洋から北極海にかけて、グリーンランドの南方約７００㌔の北大西洋上から、アイスランドとイギリスの間を抜けるように進み、フェロー諸島を通過。さらにノルウェー海を北上し、スバールバル諸島に達する見込み。

今回は北アフリカからヨーロッパ全土、ロシアなど広い範囲で部分食が見られる。（３月12日）

～上海ジャピオン２０１５年３月２０日号