がん患う少年思い 同級生が坊主頭に

中国台湾に住む少年が、抗がん剤の影響で抜け落ちた髪を気に病み登校を拒否したところ、近日、クラスメイトが坊主頭で登校するという出来事があった。

少年は高級商工職業学校の自動車修理科に在籍。10数年前、夫の暴力に耐えかねた母親が4人の子どもを連れ家を出、母子のみの生活を開始。

しかし3年前、母親に乳がんが見つかり、子どもたちは学業と看病の合間にアルバイトで生計を助けた。

ところが昨年10月、三男である少年に悪性リンパ腫が発覚。化学療法で髪が抜け落ち、人の目を気にした少年が不登校がちになったところ、同級生15人が同様の坊主頭にして少年を迎えたという。(5月8日)

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~上海ジャピオン2015年5月15日号

 

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