湖南省常徳市のある老人が、94歳の誕生日に自分の葬式を行ったことが、最近ネット上で話題になっている。
これは、死を迎える準備をするための〝生きている人の葬式〟と呼ばれ、この地域で古くからある風習。葬式の形式や場所、音楽、食事などをあらかじめ自分で決めて、家族や知人を招待する。老人は当日、約1000人の参列者に見守られるなか、棺で運ばれて登場。ドラムバンドの生演奏などもあり、かかった費用は10万元に上った。実はこの老人、5年前にも8万元をかけて葬式を行っていたという。
ネット上では、「お金の無駄遣いだ」「村人もよく付き合ったな…」といった声が寄せられた。(6月14日)
~上海ジャピオン2023年6月23日