中環状線で工事中の呉中路地下道が、5月10日午後8時、正式に開通した。虹許路、呉中路間の慢性的な渋滞が緩和される見通し。
同時に、8キロに及ぶ中環状線の滬閔高架道路-仙霞路間への乗り入れ可能となる。
中環線主線工事は、6月末の仙霞路と金沙江路の開通を以って全工程が終了する。
呉中路の地下道は全長660メートル。一部採光構造になっており、排気ガスを逃がす役割も兼ね備えている。
中環線建設発展有限公司の責任者は「地下道の建設が進んでいる背景には、これまでの高架道路による景観の破壊と慢性的な渋滞がある」などと語っている。(5月10日)
~上海ジャピオン2006年5月19日発行号より