万博事務局は4月18日(日)午前中に記者会見を行い、
「2010年上海万博参観注意事項」全12条を正式に発表した。
注意事項では、万博の運営時間や入園順序、持ち込み禁止物、
参観予約、撮影、応急処置など各方面について、具体的に規定を設けている。
中でも注目を集めたのは、持ち込み禁止物について規定した第4条。
法律上で禁止されている爆発物やライターを含む可燃性物質など危険物以外に、
飲料やアルコール類など、液状のものは全て持ち込み禁止とされた。
乳児用ミルクや液状の薬などは対象外。
これに対し万博事務局長は、会場内には飲水機を2000数カ所設置しており、
会場内で販売する飲料価格も値上げしないため、飲料提供環境は万全だと説明している。
また飲水機の水は、毎日水質検査を実施しており、品質は保証するという。
また、日焼け止めや蚊よけスプレー、化粧水などは持ち込み可能だが、
セキュリティーチェックの際に時間がかかるため、なるべく持ち込まないようにと協力を呼びかけた。
(4月19日)
~上海ジャピオン4月23日号より